社員インタビュー

設計部設計課 山田さん

なんどもなんども聴いて書き直して、理想の家を描きます。

ーー山田さんはどんなお仕事をされているんですか?

設計部で住宅の設計図を書いています。お客様に「どんな家に住みたいのか?どんな暮らしが理想なのか?」ということを何回もヒアリングを重ねるうちに、お客様が本当に理想とする家とか家族との暮らし方を思い描いてもらってから、その理想像を図面に描いていくという仕事です。

ーー何回もヒアリングというとどのくらい?

早くて1か月、長いと3か月くらいかけて、その間だいたい10回以上はヒアリングしますね。かなり頻繁にヒアリングを重ねます。多すぎるほうだと自分でも思いますけど(笑)。でも、そのくらいしないとお客様自身の思い描く理想がはっきりとした形にならないこともありますし、細かいところまでイメージをしてもらうことで、実際に建った時の満足が違うんです。

ーーすでに理想の家を思い描いているお客様はそんなにいらっしゃらない?

こういう間取りがいいんだという希望をお持ちの方もいらっしゃいますし、おまかせというお客様もいます。でも、私たちがやるからには実際に建ってから住みやすい家だなとか、家族とのコミュニケーションがとりやすくていいなとか、住んでから実感していただけるような家を建てたいと思っています。だから、お客様のイメージがまだはっきり湧いていないときは、土地の広さや形、家族構成や趣味などなるべくたくさんのお話を聞いてから、こんな間取りがいいのではないでしょうか?と提案することも多いです。

ーーたとえばどんな提案をされるのですか?

必要なときに手を伸ばせばちょうどいいところに収納があるとか、電化製品を置いたときにちょうどいい高さや個数のコンセントがあるとか、そいういった細かいところの提案もします。住んでみたときに少しでも使い勝手が良くなるような提案を心がけているのですが、実際に住んでもらってから「すごく使いやすい!」と言ってもらえると、最初のヒアリングと提案は本当に大事なプロセスだと感じます。

ーー「家は3回建て替えると理想の家になる」なんて話をよく聞きますが、できれば1回目で理想の家を手に入れたいですよね。

設計する人と実際に住む人は、そもそも価値観や生活スタイルが同じということはありませんし、同じ言葉から思い描く理想の絵がすぐに一致するということはありませんよね。それは当然のことなので、自分自身がお客様になりきって実際に使ってみたらどうだろう?というシミュレーションを何度もします。そこで満足できないものだったらお客様にお勧めするわけにはいきませんから。 だから、事前の設計段階で何度もヒアリングと提案をして、何度も想いの食い違いをはっきりさせることで、「ここが使いづらい」とか「ここが気に入らない」といった残念な思いをしなくて済むようにとことんやります。

ーー設計もやり直すことがあるのですか?

書き直すことは打合せのたびに何度も何度もあります(笑)。でもそれをやることで少しずつ理想の家に近づいていくので、大変ではありますがワクワクします!

ーーワクワクする仕事っていいですね!大変なことは例えばどんなことですか?

ご夫婦の間で意見が割れてしまうことはよくあります(笑) そういう時は誰が主に使うのかを尋ねたりして、キッチンの場合は奥さんを、寝室とか書斎はご主人をというふうにお話を聴きわけています。でも、リビングはお互いの意見を聞いてみましょうとか。

ーー家族間の意見の調整役でもあるんですね!

間取りに関してはですね(笑)

ーーほかにも苦労されることはありますか?

条件があまりよくない土地で理想の家を設計することですね。悪条件を乗り越えて、いかにして使いやすい、住みやすい家を実現できるか腕の見せ所でもあります。 先日も日当たりが悪い土地でどうやって日差しを家の中に取り入れるか?という難題がありました。少しでも室内が明るくなるように天井を吹き抜けにしてみたり、天井を高めにして高窓を取り付けたりして、太陽の光が家全体に回り込むようにいろいろ工夫しました。

ーーご夫婦のことや日当たりのこと、設計といってもいろいろ考えることが多いんですね!ありがとうございました。

設計部設計課 須田さん

女性目線で相談も提案もできる設計士

ーー女性の設計士ということですが、第一工業では何人くらい女性の設計士がいらっしゃるんですか?

歴代で数えれば何人かいますが、今は私一人です。結婚して第一工業の家で幸せに暮らしている方もいますよ(笑)

ーー設計という仕事で「女性ならでは」というところはありますか?

やっぱり女性目線で考えられるというところはあると思います。ご夫婦での打ち合わせに同席するときも、奥さんの思いがうまく旦那さんに伝わっていないなと思ったときは、奥さんの意見を代弁してみたり、他の家の事例なんかをご紹介して、女性ならではの使いやすい間取りや収納といった視点をご提案することもあります。

ーーカウンセリングみたいな仕事ですね!

お互いに意見をしっかり持っていて、それが食い違うときは調整が難しいですね。どちらの意見も尊重したいのですが、生活のシーンを想像しながら「ここは奥さんのご意見を」とかお話を進めていくのも設計の大事な仕事です。

ーーいろいろな家やご家族を見てこられた須田さんは、ご自分ならどんな家を設計しますか?

設計部設計課 須田さん

もし私が自分の家を設計するなら「散らからない家」を作りたいですね!(笑) 実家暮らしなんですけど、収納が少なくていつも部屋の中にモノがいっぱいあふれて散らかりやすいんです。だからちょうどいいところにちょうどいいサイズの収納をたくさん作って、いつでも収納しておけるような「散らからない家」が理想です!

ーーけっこう需要あると思います(笑) 須田さんはこれからどんな設計士になりたいと思っていますか?

お客さんのご要望にきちんと応えるのはあたりまえですが、それに加えて建築の知識ももっとつけてお客様の想像を超えるようないいご提案ができる設計士になりたいです。
まだまだ覚えることがたくさんありますけど、最近は休日に建築展にも出かけたりしていろいろ吸収しているつもりです。安藤忠雄さんの個展にも行ってきて、こういう考え方でこういう建築物ができあがるんだと知ることで、自分の仕事も視点が高くなる気がします。

ーー女性の視点も最新の知識や技術も持ち合わせた設計士さんですね! 応援してます!

業務部 業務課 岡村さん

つくっているのは『家』じゃなくて、こんな暮らしがしたいという『想い』です。

ーー岡村さんは現場監督歴23年ということですが、具体的にはどんなことをされているんですか?

ひとことで言えば、お客様のご要望に応えてつくった図面どおりに家をつくりあげていくのが現場監督の仕事です。 建築の現場ではいろいろな業者さんがいるので、彼らに協力してもらいながらお客さんの想いを実際にカタチにしていくプロセスを管理しています。

ーーお客様のイメージどおりの家をつくりあげていくのはとても難しそうに思いますが?

お客様もみな同じではなくて十人十色ですから、自分の価値観を押し付けないようにしています。とにかくお客様の好みをよく聞いて、それをうまく取り入れていくことが、結局お客様に喜ばれる家づくりには欠かせないですよね。

業務部 業務課 岡村さん

ーーお客様に喜んでもらえるかどうか?ということを一番大事にしているんですね。

現場監督という仕事も、営業も設計も最終的には、お客様に喜んでもらえるかどうかが、一番大事だと思っています。 だから、お客様の好みにも最大限配慮しつつ、そのメリットやデメリットをきちんと説明して、お客様が自分で決められるようにするのが私の重要な役割ですね。

ーー住まわれる方の気持ちに寄り添って仕事をされているんですね!

そうですね。たしかにつくっているのは家なのですが、私たちが本当に作ろうとしているのはお客様の「こんな暮らしをしたいな」という想いを家というカタチで実現することだと思っています。

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